身近な心理学〜新しいビジネスの提案

子供は褒められたいと願っています〜【エンハンシング効果】

貴方は褒められることは好きですか?私は大好きです。何かを達成した時の喜びや、物事にチャレンジしている時は心の底から楽しく思えて時間を忘れて取り組んでしまいます。

 

好きなことをしていて、成果が出たときに褒められたらどれだけ嬉しいでしょうか?ますますやる気が溢れかえるはずです。

 

もちろん、他の誰であっても褒められることに関して嫌な気分になる人はいないと思います。子供はどうでしょうか?

私たち大人ですら【褒められたい】という欲求が存在しているということからも分かるように、子供達はみんなから褒められたいと心の底から望んでいます。

 

ここで一つ、我々大人が知っておかなければならない課題として、 【本人のやる気の尊重】【褒めることの重要性】を再認識しなければいけません。

我々にできることは、子供達の可能性を伸ばすことが第一ではないのでしょうか。良かれと思って行っていた行為が子供のやる気を奪い去っていたというケースも珍しくはありません。

 

子供のやる気を失わせている理由〜【アンダーマイニング効果】でも紹介をしているのですが、人間には二種類の動機があると言われています。

【外発的モチベーション】と【内発的モチベーション】を踏まえて子供達と接していかなければいけません。

 

例えば、野球が楽しくて頑張っている少年を思い浮かべてください。その少年は【楽しいから】【やりがいがある】【達成感がある】などの内発的モチベーションで頑張っているとします。

それを見た貴方は『頑張っているからお小遣いだよ』と、言って外的報酬である【お金】を与えてしまったら、その瞬間にその少年は野球を頑張る目的が【お金】に変わってしまいます。

 

一度目的が【お金】になってしまうと、お金の為に頑張るようになってしまうのです。さらにはお金をもらうことが出来なければ野球をやめてしまうことになりかねません。このように外的報酬でモチベーションを下げてしまうことを【アンダーマイニング効果】と言います。

 

野球を続けていたらプロになったかもしれません。勉強も同じです。良かれと思って与えてしまったお小遣いが、その少年にとって大きく人生を変えてしまうことになりかねません。

 

では、頑張っている人にはどのように接していけばいいのでしょうか?

外的報酬でやる気を奪い去ってしまうアンダーマイニング効果に対して、外的報酬【言語報酬】でやる気を引き出す方法があります。

言語報酬とは、【褒めてあげる】ことです。褒めてあげることによって、やる気が何倍にも膨れ上がることが実験でも証明されているのです。

 

自分から進んで頑張っている姿を見て、親の立場なら何かしてあげたいと思うかもしれませんが、ぐっとこらえて一緒になって応援をして【たくさん褒める】ということを続けてください。

言語報酬【褒める】によってやる気を引き出す心理作用を【エンハンシング効果】と呼びます。教育心理学ではとても有名な心理効果なので、是非とも有効活用をしてください。

 

子供達は【お金】なんて求めてないのです。今一度子供の立場になって考え直してみてください。頑張って、成果が出たらどうしてほしいですか?

 

親である大人たちがしっかりと褒めてあげて、その喜びを共有することが大切なのではないでしょうか。

そこに外的報酬のお金が出てきてしまったら、お金をもらうことを覚えてしまいます。人のやる気とは、本当に紙一重の出来事で変わってしまいます。

 

 

頑張っている姿を見たら、お金などを与えようと考えるのは今後やめてください。子供達には無限の伸びしろがあります。ほんの少しの行為で無駄にしてしまったら、やりきれない気持ちになってしまうことでしょう。

 

お金などの物理的な報酬を与えようと考えるのではなく、親の愛情をたっぷりと与え、たくさん褒めてあげてください。愛情をたくさん受けて育った子供は、とても優しい人になります。

子供達が一番褒めて欲しい瞬間に、一番褒めてほしい人【親】が褒めてあげましょう。

 

『頑張ってるね♪』『偉いよ♪』『凄いかっこよかったよ♪』たった一言でいいんです。難しいかもしれませんが、子供達にプレッシャーをかけないように、できる力を伸ばしてあげられるように優しくサポートしてあげましょう。

スポンサードリンク

関連ページ

一方的なめでたしめでたし〜【この世に正義の味方は存在しない】
正義の味方は存在すると思いますか?答えはノーです。正確に言うと、全てが正義であり、全てが悪と言う真実を知ってください
子供のやる気を失わせている理由〜【アンダーマイニング効果】
無理やり何かをやらせようとして、子供達のやる気を失わせていませんか?解決策を提示します。

HOME 動画 お問い合わせ